むかしといまをみらいにつなぐ

2008年12月27日

福岡・田川産業「漆喰」

「真っ白はマッサラにつながる」とは元NHKプロディュサー水谷慶一氏の言葉です。白は太陽の光の色ともいいます。
白という色は不思議な魅力を持っています。漆喰の魅力もそんな白色にあるのかもしれません。建物の内部の壁は漆喰塗りと決めていますが、実に堅牢な素材で、古くはエジプトの昔から壁画の下地に使われていました。高松塚古墳の壁も漆喰塗りです。五千年という悠久の時間を超えて現代につながる素材「漆喰」。
実は漆喰の原料である石灰石は、生物の死骸からできた石であって、漆喰は生石灰から消石灰に加工され、塗られた後も空気中の二酸化炭素を吸収して、再び石に戻ることをご存知ですか?
「マッサラ」とは再び蘇るという意味を持っていることも、あながち偶然ではないのかも知れません。スケッチは田川産業の工場の中です。漆喰の粉で真っ白で幻想的です。
一年の終わりに、更なる「はじまり」の気持ちを込めて。良いお年をお迎えください。
2008年 師走







posted by matsui at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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